親なき子 - いけさん家に猫がいる

３月末にいつもの親猫がいつもの様にウチにやって来ていつもの様に出産した。
いつもと違ったのはその場所で、何と天井裏に潜んでいたらしい。
「らしい」というのは天井裏から子猫の声がしたからで、確認した訳ではない。
だがその日、親猫は子猫を４匹連れて現れ、何と人間の姿を見るや一匹だけ連れて何処かに行ってしまったのだ！！

取り残された３匹を何とか親に連れて行ってもらおうとするも、親の中ではすでに死んだ事になっているのか姿を見ても完全無視。
しかも、「何処の子供だ！」とばかりに怒るのだから始末に負えません。
子猫はまだ食事も満足に出来るほど育ってはおらず、親猫の姿を見てピーピーなくばかり。
仕方ないのでネコのミルクを買って来て飲ませたのが昨日の事です。

ミルクを与えたら一番飲んだのがこのネコ。
キャットフードも最初は無視してましたけど、今朝は少し食べてくれました。
食べれば育つので、何とか大丈夫かな？と、今は思っているところです。

三匹の中で一番成長が早いらしい真っ黒なネコ。
ミルクはイマイチですけど、キャットフードも水も飲むので一番心配はないかと。
しかしまあ、見事なまでに真っ黒で、白い部分が全然ないんですよね。
今までここまで黒いのはいなかったので、将来どんな感じになるのか想像出来ません。

で、一番心配なのはこのネコです。
体も一番小さくミルクも上手く飲んでくれません。
それでも何とか無理矢理口に押し込めば飲んではくれるのですが、今後もちょっと面倒をみないといけないのかも知れません。